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2021年3月号

その空間は、「どの」体験の「どこ」にあるのか。

商業空間が持つ多様な「公共性の質」を探る本連載。10回にわたって商業空間の運営者や設計者、技術者と議論を交わしてきた。六つの商業空間について「オルタナティブ・パブリックネス(生活の上で所属する大小さまざまな空間と人間関係のまとまり)」という概念を通して読み解いてきたが、それらを改めて比較した時、商業空間の公共性をどのように捉えることができるだろうか。「体験」をキーワードに、これまでの連載を振り返る。

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